緑内障・逆まつげ

緑内障は眼房水の循環が悪化する事により、眼圧が上昇し痛みや視力低下が発生し、視力消失に至る病気です。早期であれば、眼圧は点眼薬で下げれる事が多いのですが、点眼薬の効果が低かったり、眼圧が不安定な状態が続いた時には、全身麻酔下にて経強膜的レーザー毛様体凝固術を行ないます。この治療は眼にメスを入れずに行なえる為、術後の感染リスクも低く、レーザー以外の専用の装置や器具を必要としません。治療後も眼圧の状態を確認していく事が重要です。

【治療のポイント】

高い眼圧が一定期間続くと点眼薬では下げる事が難しくなり、視力の消失に繋がります。眼圧測定には専用機が必要ですが、目の痛みを訴えていたり、眼が大きくなったように感じられたら獣医師の診察を早急に受けましょう、点眼薬の効果が不十分な場合には、早いタイミングでレーザー治療を行う事が視力の維持に繋がっていきます。

逆まつげ

レーザー光が毛根部にダメージを与え、永久脱毛が可能な事が報告されています。逆まつげでも同様に永久脱毛が可能です、しかしレーザー照射の為には全身麻酔が必要で、毛周期によっては複数回の治療が必要になる場合があります。又、眼瞼部は黒い場合が多く、レーザー照射後は一過性の色素欠損が発生します(2~3ヶ月程度白く抜けた部分が発生する)

【治療のポイント】

全身麻酔が可能で、複数の逆まつげがあるようであればレーザー治療をお勧めしますが、本数が少ない場合には、とりあえず抜いてみてもらってはどうでしょうか?再三にわたり生えてくるようであれば永久脱毛を検討しましょう。

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