耳炎

耳道は外界から鼓膜までの外耳、鼓室までの中耳、脳までの内耳に分類され、毛や細菌、汚れ、アレルギー等さまざまな原因によって炎症を起こします、炎症部位を原因を調べ治療を行ないますが、外耳と中耳に対してはレーザー治療が有効な場合が多くあります。

耳炎に対するレーザー治療

外耳炎に対して無麻酔で片耳30秒程度のレーザー照射を週2回程度の照射で炎症を軽減できる事が報告されています、匂いも少なくなります。しかし根治出来ていませんので2週間に1回程度のレーザー治療の継続が必要となります。

根治目的であれば、外耳、中耳共にオトスコープという内視鏡とレーザーを用いた治療を行なう事が可能です、全身麻酔下で炎症の原因を取り除きますが、1回の治療では殺菌や清掃が難しく、複数回の治療が必要な場合が多くなります。

【治療のポイント】

耳炎の発生している部位、原因を知る事がなにより大切です。血液、培養、時には全身麻酔が必要な検査が必要になります。圧倒的に多い外耳炎の多くの場合には、症状を緩和させる目的での無麻酔でのレーザー治療を行う事が可能ですが、根治目的の場合や腫瘍が原因の場合には内視鏡による全身麻酔下での治療が必要になります。耳炎をあなどらないで下さい。

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