イボ
いわいる“イボ”にはさまざまな種類があり、さまざまな場所に発生します。良性のものであればレーザーにより蒸散(気化)する事が可能で、おとなしい仔であればほとんどの場合麻酔は不要です。大きなイボの場合には複数回に分けて治療を行ないます。特に年齢と共に発生する事が多い病気なので体の負担の少ない治療が選ばれています。
【治療のポイント】
悪性のものか良性のものかを調べる事が大切で、組織検査が必要です。悪性であれば広範囲な外科切除が必要ですが、良性であればレーザーによる蒸散治療の適応となります。レーザー治療は冷凍治療よりも痛みが少ないと報告されています。
疼痛緩和・創傷治癒
レーザー光には痛みと炎症を緩和し、創傷治癒を早める効果がある事がわかっています。
一箇所につき30秒~5分程度の治療を、週1~2回程度一定期間続ける必要があります。1~5回の治療で効果が現れてくる事が多く、薬の副作用等の心配も無用です。
近年は高出力レーザーを使用する事により、より高い効果が報告されています。
【治療のポイント】
高出力レーザー照射(5W以上)をまずは始めるのが良いのではないでしょうか。