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下肢静脈瘤

〜放置してはいけない下肢静脈瘤〜

太ももやふくらはぎの血管が浮き出てきて目立つようになる下肢静脈瘤は、足のだるさ、むくみ、痛みやかゆみ、こむら返りを伴うことが多い病気ですが、放置すると湿疹や色素沈着、ひどいときには皮膚壊死や潰瘍、エコノミークラス症候群といった治りにくい合併症を発症する事があります、現在ではレーザーを使った日帰り治療が可能となっています。

〜下肢静脈レーザー治療の歴史〜
ダイオード(半導体)レーザーにより始まったレーザー治療は、現在ではパルスヤグやパルスダイオードレーザーを使用することにより、治療が短時間で済み、治療後の皮下出血や痛みがとても少なくなっています。




良くあるご質問
Q1・下肢静脈瘤はどうしておこるのですか?
Q2・下肢静脈瘤を予防する方法はありますか?
Q3・レーザー治療のメリットは何ですか?
Q4・レーザー以外の治療法との違いは?
Q5・安心して治療を受けられる病院を選ぶにはどうすればよいですか?


Q1.下肢静脈瘤はどうしておこるのですか?
〜静脈内の弁が壊れ、古い血液がたまってしまう病気です〜
人間は立って生活している為、血管内には血液を逆流させないために弁が存在しています、立ち仕事が多かったり運動不足により、足に血液が多く溜まると弁への負担が大きくなり、最後には弁が壊れてしまいます。弁は一度壊れると再生することはないようです。


Q2.下肢静脈瘤を予防する方法はありますか?
〜運動不足を解消しましょう〜
・立ったままや座ったままの同じ姿勢を続けないこと
・寝るときには足を心臓より高くすること(心臓が悪い人は不可)
・足のマッサージを定期的に行うこと
・運動不足にならないよう心がけること
などが予防法としてはありますが、どれも完全には予防できません、早期であれば外科治療以外にも方法がありますから、おかしいなと思ったら専門医を受診して下さい。


Q3.レーザー治療のメリットは何ですか?レーザー以外の治療法との違いは?
〜痛みや出血の少ない体に優しい治療法です〜
静脈内にレーザーカテーテルを挿入して、血管内でレーザー照射することで血管を塞いでしまうのがレーザー治療です。硬化療法やストリッピング手術、高位結結刹紮術に比べ
・治療後の皮下出血や痛みが少ない
・色素沈着を生じにくい
・再発しにくい
といった利点があります。

Q4.安心して治療を受けられる病院を選ぶにはどうすればよいですか?
〜レーザー治療の効果やリスクを理解し、環境の行き届いた施設を選択しましょう〜
全ての下肢静脈瘤がレーザー治療の適用となるわけではありません、初期の場合には外科的治療が不要な場合もありますので、まずは治療法の的確な診断が大切です。超音波診断のように痛みのない検査ばかりです。レーザー治療の場合には医師の技術とともに使用するレーザー機器も重要となってきます、最新治療の為、全国に数多く導入されているわけではありませんが、お問い合わせいただければ会員施設をご案内させていただきます。病院選び、レーザー治療を受けるかどうかを最終的に判断するのは患者様自身です、十分に病院側の説明を聞かれて、少しでも不安があればセカンドオピニオンを受けられることをお勧めいたします。

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