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〜歯の変色の原因〜

健康な白い歯は誰もが望むことですが、歳をとるにつれて白い歯を維持していくのは非常に難しい事になります。歯の変色の多くは、色の濃い飲食物・タバコなどを習慣的にとり続けることにあります。もう一つは、加齢によって歯が変色していくものです。
その他には、抗生物質などの薬品によっての変色、虫歯などによる変色などです。
レーザーを用いた歯のホワイトニングは、飲食物・タバコ・加齢による変色に対して行うことが出来ます。




ホワイトニング治療例


良くあるご質問
Q1.どうしてレーザーで歯が白くなるのですか?
Q2.ホワイトニングに適さない例はありますか?
Q3.危険はありませんか?
Q4.注意することはありますか?
Q5.安心して治療を受けられる病院を選ぶにはどうすればよいですか?


Q1.どうしてレーザーで歯が白くなるのですか?
歯のエナメル質はアパタイトと呼ばれる結晶構造をしていますが、その微細な隙間に色素が沈着すると歯は変色してしまいます。
歯のホワイトニングは通常、過酸化水素という酸化剤を用いて行われますが、体温で過酸化水素による酸化を行おうとすると4時間程度かかってしまいます。
レーザーを用いると、レーザー光の光分解によって酸化が促進され、10分もしないうちに治療が完了します。


Q2.ホワイトニングに適さない例はありますか?
ホワイトニングは、飲食物やタバコ、加齢による変色には効果がありますが、適さないケースもあります。
まず、歯が虫歯や歯周病に冒されている場合や、検査の結果「知覚過敏」と診断された場合は治療対象外となります。
それから、薬品などによる変色は一般に治療が困難なようです。代表的な例に、抗生物質テトラサイクリンによる変色がありますが、この変色による横縞模様の変色を完全にとることは出来ません。


Q3.危険はありませんか?
虫歯、歯周病、知覚過敏の歯に対するホワイトニングは行われないと述べましたが、そうした歯へのホワイトニングは行うのは危険です。また、過度のホワイトニングはエナメル質を脆くする可能性があるため、注意する必要があります。
治療を行う前に、信頼できる歯科医に相談するようにしましょう。


Q4.注意することはありますか?
ホワイトニングの治療直後は、歯が着色しやすい状態になっています。色の濃い食べものやタバコを控えるようにしましょう。


Q5.安心して治療を受けられる病院を選ぶにはどうすればよいですか?
〜レーザー治療の効果やリスクを理解し、環境の行き届いた病院を選択しましょう〜
レーザー治療を選択する上で一番重要なことは、安心して治療を受けられる病院を選択することだといっても過言ではありません。レーザー治療は安全であることが特徴であるはずなのですが、十分な知識や技術、治療環境が整っていない施設では、十分な効果と安全性を得られるはずがないからです。
患者さんとの話し合いを持ち、レーザー治療の特徴や考えられるリスク等を説明し、十分な理解を得られた上で治療を行わなくてはなりません。また、治療前の検査や治療後のアフターケアが行き届いていることも病院にとって必要な条件です。
病院を選び最終的にレーザー治療を受けるかどうかを判断するのは、患者さん自身です。当協会では、必要な条件をクリアした病院の紹介をいたしますが、それが必ずしも患者さんの治療の成功を保証するものではありません。十分に病院側の説明を聞き、レーザー治療を受けるかどうかの判断を行ってください。

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